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「十二支雑考」
恩師の中島路可先生(鳥取大学名誉教授)が長年にわたり、近畿化学協会の会誌「きんか」の新年号のカットにその年の十二支の動物の切手を提供するとともに、それらにまつわるエッセーを書いてこられたが、先生の命をうけて、私がその大役を引き継ぐことになった。平成24年の「辰年雑考」は、中島先生との共同執筆の形であって、平成25年の巳年よりは私が一人で書くことになる。許されるなら、十二支をひと回りするまで書かせていただきたいものと思っている。そうすると、平成35年の「卯年雑考」を書く時には私は80歳になっているが、その年までちゃんとボケずに生きて居られるかどうか、それは神のみぞ知るである。 (平成24年1月)
「辰年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2012年1月号
「巳年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2013年1月号
「午年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2014年1月号
きんか誌の新年号は、その年の干支の当たり年の人の抱負などを掲載しており、昭和17年生まれの私の次の一文も掲載されました。
「おらが春 午年生れ大いに語る」 川井 正雄(中之島科学研究所 名古屋工業大学名誉教授)
近化への入会は四十余年前、関西学院大理学部の助手時代で、納谷恵三教授よりお薦めを受けたからです。当時の学生実験の馬尿酸の思い出を「午年雑考」に書きました。○年雑考は、一昨年の辰年からの寄稿ですが、叶うなら一回りして卯年となる八十歳まで続けさせて戴きたいものです。
高校時代を思い起こして半世紀前と現在の化学教科書の比較研究を思い立ち、未だ緒に就いたばかりです。昭和三十年代の高校化学教科書をお貸し戴ける方があれば幸甚です。
五十歳で市民ランナーとなり、この三月に五年振りで十二回目のフルマラソンに出走予定、ハーフも併せれば五十七回目です。「体も頭も使わなければ劣化し、使えば長持ちする」がモットーです。
「未年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2015年1月号
「申年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2016年1月号
「丑年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2021年1月号
「寅年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2022年1月号
「卯年雑考」 「きんか(近畿化学工業界)」(近畿化学協会)2023年1月号
近畿化学協会の会誌「きんか」の新年号に十二支の動物にまつわる話題をテーマの寄稿を続けてきた。故中島路可鳥取大学名誉教授との共著の「辰年雑考」(2012年1月)が最初で、恩師中島先生の命を受けて引き継いだもので、翌年からは単著となる。ひと周りして2023年の「卯年雑考」が最後となったが、心身の健康が保たれ80歳まで続けて執筆を終えることができた感慨は深い。この締めくくりの一文は天国の中島先生にお届けすることになってしまったことが、残念でたまらない。
毎年、自分なりのユニーク視点を含む作品を目指してきたが、「午年雑考」で紹介した人体実験的な馬尿酸の学生実験の件は自分にしか書けない話題であろうと自負している。 (令和5年1月)
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